ストキャスティクス【ディナポリ式MT4】弱いトレンドを認識するためのオシレーター
ディナポリ手法において、ストキャスティクスは一般的なシグナル利用法と真逆になるという衝撃の事実をご存知ですか?
ストキャスティクスがMACDの強いトレンドと逆のシグナルを出したときにトレンドの押し目(戻り)とみなして、強いトレンド方向へのエントリーチャンスと考えます。
【ディナポリ式】MT4インジケーター徹底解説・セットアップ講座
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは?
日本でもよく知られているオシレーター指標「ストキャスティクス」ですが、正式には 「Stochastic Oscillator(ストキャスティック・オシレーター)」 といいます。
「Stochastic(確率論的)」と呼ばれるのは、単なる移動平均線の組み合わせではなく、 現状のプライスが一定期間の高値および安値と比較して、どの水準にあるかをパーセンテージ(%)で認識することを目的としている からです。
オシレーター指標に分類されますが、Oscillatorは振動するもの、振り子という意味で、 一定の振り幅(0~50~100の範囲)で往来を繰り返す特徴を持ったインジケーター です。
ストキャスティクスの一般的な利用方法
ジョー・ディナポリの利用法は全く異なりますが、 日本では、下記のような利用法が一般的 です。
- 買いゾーン(20%以下)で、「%D」が「スロー%D」をゴールデンクロスしたら買いサイン
- 売りゾーン(80%以上)で、「%D」が「スロー%D」をデッドクロスしたら売りサイン
ゴールデンクロス(Golden Cross) 、 デッドクロス(正しくはデスクロス:Death Cross) は、英語のテクニカル分析の文献にも出てきますので、和製英語ではなさそうです。
しかし、 ゴールデンクロスはブルマーケット(強気相場)が長く続いている状態 、 デスクロスはベアマーケット(弱気相場)が長く続いている状態 という定義であり、売買シグナルにまで発展させて説明する文献は見つかりませんでした。
日本のトレーダーを思考停止させる恐ろしい呪縛
日本のトレーダーは、売買シグナルの発生を非常に単純なルールで頻繁に認識 し、「この売買シグナル(ロジック)をEA(MT4の自動売買システム)で運用すれば年利100%超」などの詐欺的な広告に簡単にだまされてしまいます。
優位性がありそうな売買シグナルを重層化すれば勝てる訳ではなく、 本質的な相場攻略法を自分の頭でちゃんと考えることが重要 です。
ディナポリ手法の全5回で紹介した 複数のインジケーターを多面的に検証 し、 現状の相場の実体を立体的に正確に把握 し、 優位性が高いトレード体系を構築 すべきです。
ディナポリのトレード手法で、最も単純かつ非常に勝率が高い「ブレッド&バター」であったとしても、 EAのロジックに簡単に落とせるようなものではなく、AIレベルに高度 だとご理解ください。
- オシレーター指標の買われ過ぎ・売られ過ぎシグナルで、安易に逆張りトレードを仕掛ける
- ゴールデンクロス・デッドクロスの発生を売買シグナルとして、よく考えずに仕掛けを行う
- 自分の判断より、自称専門家が作った自動売買システムのほうが優秀だと信じている
ジョー・ディナポリの考え方
ディナポリ手法の考案者であるジョー・ディナポリは、オシレーター指標とストキャスティクスについて下記のように述べています。
下記の書籍のP135およびP137からの引用です。
参考 ディナポリの秘数 フィボナッチ売買法 トレーダーズショップ - 日本最大の投資家向け専門店 オシレーター指標について
ストキャスティックスは、トレーダーの持つ手法のなかで常に誤用されがちな指標のひとつ となっている。トレーダーらは通常、 75%以上になれば買われ過ぎ、25%以下になれば売られ過ぎと考える。これは、考案者のジョージ・レインの教えではない し、ストキャスティックス・ポップ・インディケーター(ジェイク・バーンスタイン著『ショートターム・トレーディング・イン・フューチャーズ[Short Term Trading in Futures]』)に関するジェイク・バースタイン氏の研究が示すものとはまったく正反対なのだ。事実、ジェイクの研究によれば、 強い相場の変動の50%は、75%と25%のバリアをクロスしたあとで発生している のである。(中略)
新米のトレーダーにとってもっと複雑な問題は、トレンドを形成している市場では通常、継続中のトレンドの典型的なリトレイスメント(押し・戻り)の局面でも、ストキャスティックスがこの極端な(75%と25%の)水準に達することはめったにないという事実だ。 この水準まで達するのを待っていては、大きな下落トレンドにあっては売る機会はないだろうし、大きな上昇トレンドにあっては買う機会はないだろう 。
ストキャスティクスはMACDと組み合わせて使用する
- MACDで長く強いトレンドを認識する
- ストキャスティクスがMACDのトレンドと逆のシグナルを出したときに、トレンド方向にエントリーするチャンスと捉える
- セットアップ講座Vol.4で述べたディナポリ式フィボナッチ・リトレースメントの31.8%の押し目(戻り)を待ってエントリーする
- ストキャスティクスのゴールデンクロスはスルーする
- ストキャスティクスのデッドクロスで買いエントリーを考える
MT4デフォルトのストキャスティクスとディナポリ式の違い
- MT4の標準パラメータ設定
%K:5 %D:3 SlowD:3
ストキャスティクスのゴールデンクロス - ディナポリ式のパラメータ設定
%K:8 %D:3 SlowD:3
正確なディナポリ式パラメータについて
MT4では単純移動平均線を使いますが、ディナポリチャートではかなり特殊な「修正移動平均線(MAV)」で平滑化を行います。
それはMT4の設定の選択肢にないため、デフォルトの単純移動平均(Simple)を使用しています。
「Smoothed」という選択肢もあるのですが、MACDで単純移動平均を使用しているので、ストキャスティクスもそれに合わせています。
MT4でのパラメータ変更方法
たった30秒で設定完了する3ステップ
MT4の画面の左上にあるプルダウンメニューから「Stochastic Oscillator」というインジケーターを挿入します。
「挿入」>「インディケータ」>「オシレーター」>「Stochastic Oscillator」
「パラメーター」タブがデフォルトで開きます。
赤枠で囲った部分のみ、数字を変更 してくだださい。
「OK」をクリックして完了 です。
あっと言う間にディナポリ・ストキャスティクスの設定が完了しました。
「%D」がメインでLightSeaGreenの実線 で、 「スロー%D」がシグナルでRedの点線 になります。
パラメータの確認や修正が必要な場合
MACDのパラメータ設定画面を閉じてしまった場合、下記の方法で開き、パラメータの確認や修正を行います。 ストキャスティクスのゴールデンクロス
参考 パラメータの修正が必要な場合 【MT4無料インジケーター】3本のDMA(ずらした単純移動平均線) | ディナポリ式Vol.1 「Moving Average」の例になりますが、サブウィンドウの「Stochastic Oscillator」に読み替えてください。
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上野ひでのり 株式会社ネクストコンサルティング 代表取締役 FXトレーダー・仮想通貨投資家 ストキャスティクスのゴールデンクロス 早稲田大学第一文学部心理学専修卒業 米国NLP協会認定NLPプラクティショナーで投資家心理の専門家
「売られ過ぎ・買われ過ぎ」指標のストキャスティクス【ざっくり解説】
ざっくりテクニカル分析
ストキャスティクス
ストキャスティクスの概要
➀【短期】 %K (パーセントK)
%K = (当日の終値-過去x日間の最安値) / (過去x日間の最高値-過去x日間の最安値) ×100
②【中期】 %D (パーセントD)(= Slow%K )
%D = (当日の終値-過去x日間の最安値) のy日間の合計/ (過去x日間の最高値-過去x日間の最安値) のy日間の合計×100
つまり
%D = y日の%Kの単純移動平均
③【長期】 Slow%D (スローパーセントD)
(1) ファスト・ストキャスティックス :➀%Kと②%Dの2本を使用 ストキャスティクスのゴールデンクロス
チャートに敏感に反応しすぎるため「だまし」が多いので使いづらい
(2) スロー・ストキャスティクス :②%D(=Slow%K)と③Slow%Dの2本を使用
一般的にはこちらの方を使うことが多いが、シグナルを早めにつかみたいときは前者の方がよい
ストキャスティクスの戦略
ファスト・ストキャスティクスの場合
- 一般的に、 ②%Dが20~30%以下になった場合 は「売られ過ぎ」として、買いのシグナルと考える。このシグナルが出たら、チャートは下降チャートだが、逆張りで「買い」を入れる。
- 順張り手法としては、このように一度②%Dが20~30%以下になったあと、再度 ②%Dが20~30%以上になったのを確認してから 「買い」を入れる。(スパイク・トップ)
- 0~20(30)%の「売られ過ぎゾーン」で、 ➀%Kが②%Dを下から上に抜けたとき(ゴールデンクロス) には、より強い買いシグナルと考え、「買い」を入れる。
- 0~20(30)%の「売られ過ぎゾーン」で、 ➀%Kが②%Dを下から上に抜けたとき(ゴールデンクロス)を2回繰り返したとき は、強固な買いシグナルと考え、「買い」を入れる。(ガービッジ・トップ)
- 【ダイバージェンス】0~20(30)%の「売られ過ぎゾーン」で、チャートが安値更新をしたにもかかわらず、ストキャスティクスの方は安値を更新しなかった場合(チャートは下がり、ストキャスティクスが上がったとき)は、底付近とみて、「買い」を入れる。
- 一般的に、 ②%Dが70~80%以上になった場合 は「買われ過ぎ」として、売りのシグナルと考える。このシグナルが出たら、チャートは上昇チャートだが、逆張りで「売り」を入れる。
- 順張り手法としては、このように一度②%Dが70~80%以上になったあと、再度 ②%Dが70~80%以下になったのを確認してから 「売り」を入れる。(スパイク・ボトム)
- 70(80)~100%の「買われ過ぎゾーン」で、 ➀%Kが②%Dを上から下に抜けたとき(デッドクロス) には、より強い売りシグナルと考え、「売り」を入れる。
- 70(80)~100%の「買われ過ぎゾーン」で、 ➀%Kが②%Dを上から下に抜けたとき(デッドクロス)を2回繰り返したとき は、強固な売りシグナルと考え、「売り」を入れる。(ガービッジボトム)
- 【ダイバージェンス】70(80)~100%の「買われ過ぎゾーン」で、チャートが高値更新をしたにもかかわらず、ストキャスティクスの方は高値を更新しなかった場合(チャートは上がり、ストキャスティクスが下がったとき)は、天井付近とみて、「売り」を入れる。
スロー・ストキャスティクスの場合
- 一般的に、 ③Slow%Dが20~30%以下になった場合 は「売られ過ぎ」として、買いのシグナルと考える。このシグナルが出たら、チャートは下降チャートだが、逆張りで「買い」を入れる。
- 順張り手法としては、このように一度③Slow%Dが20~30%以下になったあと、再度 ③Slow%Dが20~30%以上になったのを確認してから 「買い」を入れる。(スパイク・トップ)
- 0~20(30)%の「売られ過ぎゾーン」で、 ストキャスティクスのゴールデンクロス ②Slow%Kが③Slow%Dを下から上に抜けたとき(ゴールデンクロス) には、より強い買いシグナルと考え、「買い」を入れる。
- 0~20(30)%の「売られ過ぎゾーン」で、 ➀Slow%Kが②Slow%Dを下から上に抜けたとき(ゴールデンクロス)を2回繰り返したとき は、強固な買いシグナルと考え、「買い」を入れる。(ガービッジ・トップ)
- 【ダイバージェンス】0~20(30)%の「売られ過ぎゾーン」で、チャートが安値更新をしたにもかかわらず、ストキャスティクスの方は安値を更新しなかった場合(チャートは下がり、ストキャスティクスが上がったとき)は、底付近とみて、「買い」を入れる。
- 一般的に、 ②Slow%Dが70~80%以上になった場合 は「買われ過ぎ」として、売りのシグナルと考える。このシグナルが出たら、チャートは上昇チャートだが、逆張りで「売り」を入れる。
- 順張り手法としては、このように一度③Slow%Dが70~80%以上になったあと、再度 ③Slow%Dが70~80%以下になったのを確認してから 「売り」を入れる。(スパイク・ボトム)
- 70(80)~100%の「買われ過ぎゾーン」で、 ②Slow%Kが③Slow%Dを上から下に抜けたとき(デッドクロス) には、より強い売りシグナルと考え、「売り」を入れる。
- 70(80)~100%の「買われ過ぎゾーン」で、 ➀Slow%Kが②Slow%Dを上から下に抜けたとき(デッドクロス)を2回繰り返したとき は、強固な売りシグナルと考え、「売り」を入れる。(ガービッジボトム)
- 【ダイバージェンス】70(80)~100%の「買われ過ぎゾーン」で、チャートが高値更新をしたにもかかわらず、ストキャスティクスの方は高値を更新しなかった場合(チャートは上がり、ストキャスティクスが下がったとき)は、天井付近とみて、「売り」を入れる。
おすすめのトレンド系インジケーターとの組み合わせ
パラボリック パラボリックの概要 パラボリック(放物線の意)とは、J.W.ワイルダー氏によって考案された指標で、SAR(Stop And Reverse Point)が放物線を描き、そのSARとチャートが交差する部分で途転(ドテン;保有.
ストキャスティクスのゴールデンクロス
こんにちは。今回はテクニカルチャートをちょっと知る。第三弾です。
今回はストキャスティクスとRCIについて触れます。 ストキャスティクスのゴールデンクロス
テクニカルの分析って本当にたくさんあって自分は全部は知りません。はっきり言って投資で儲けるために、そんな知る必要もありません。
しかし近年は個人でも自動取引をしている人もいます。プログラムを組むなら、こう言ったチャート分析を知っていると作りやすいですね。また自動取引が増えているという事は、やはりテクニカルチャートをもとに動きやすくもなります。(高度なシステムを組んでいる場合はテクニカルだけでなくニュースや重要会議等の文書も判断の材料にしているようです。)たくさん知る必要はないけど、知っておくと得になる可能性はある、という何とも扱いづらいやつです。ではサクッと行きましょう。
ストキャスティクス
これは現在の株価は売られ過ぎか、買われ過ぎが判断するのによく使われます。
ちょっと細かく言うと、一定期間での最高値から最安値の範囲で現在の終値がどのあたりの位置にあるか見るものです。
このストキャスティクスはファスト、スローという2種類があります。テクニカル分析通りに株価が動かない「だまし」が起こりにくいと言われている、スローストキャスティクスのチャートを今回は見ていきます。
上の画像の下の段がスローストキャスティクスのチャートです。
左端に見づらいですが、%が書いてあります。この%が20〜30%以下は売られすぎ。70〜80%以上は買われすぎ、と言われています。
まず上の画像で紫色の線は%D、青の線が%SDと言われる線です。
今まで、このテクニカルチャートをちょっと知るシリーズを読んでいる方は、もうお判りかと思いますが、%Dが%SDを下から上へ抜ける時(ゴールデンクロス)に買い。逆に上から下へ抜ける時(デッドクロス)に売りです。
また売られすぎの範囲で、%Dが%SDが下から上へ抜けると比較的大きな上昇をしています。ということは買いです。
また逆の買われすぎの範囲で%Dが%SDを上から下へ抜けると比較的大きな下降をしています。ということは売りですね。
RCI
RCIはRank Correlation Indexの略です。ザックリ言うと株価の上がり始めや、下り始めのタイミングを見るための指標です。ではチャートを見てみましょう。
RCIも%で表示されています。0%を中心に+100〜-100の間で動きます。
上の画像で紫の線が短期線。青の線が中期線と言われます。
これも他のテクニカルと同様に短期線が中期線をゴールデンクロスする時に買い。デッドクロスする時に売りです。
RCIはトレンドの変わり目を見るのに有効なため、単純に中期線が-50%から上昇したり、+50%から下降する時にポジションを取ってもいいかもしれません。
今回は紹介を省きますが、トレードツールによっては長期線も表示することができます。短期線、中期線、長期線を組み合わせることで、さらに分析することもできます。
ストキャスティクス とは?基本・傾向・トレード手法【FXテクニカル分析】
各インジケーターの基本・応用
FXテクニカル分析でよく使われる、オシレーター系指標の
ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)
ストキャスティクスの基本と傾向、
FXトレード手法を知り、FXテクニカル分析に活かしましょう。
ストキャスティクスとは?
ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)とは、
基本的には
「相場の上昇局面では終値が価格変動幅の上限に近づく」
「相場の下降局面では終値が価格変動幅の下限に近づく」
「%K」「%D」「SD」という3つのラインにより構成されています。
実際には、その内の2本を組み合わせることで、テクニカル分析を行います。
ストキャスティクスの基本
ストキャスティクスは、RSIと同様に「オシレーター系指標」なので、
基本的な考え方は「逆張り」です。
20%辺りの「ゴールデンクロス完成」で「買い」
80%辺りの「デッドクロス完成」で「売り」です。
移動平均線で言うと、
「%D」がSMAで、「%K」がEMAのような役割です。
「%D」の方が緩やかに動き、「%K」の方が敏感に動きます。
ストキャスティクスの傾向
青の矢印では20%辺りで、
「%D」を「%K」が抜き「ゴールデンクロス」が完成。その後は上昇しています。
上昇後、80%を越えたところで「デッドクロス」で下降。
80%辺りでデッドクロスが完成しているにも関わらず、市場価格は上昇しています。
ストキャスティクスは「オシレーター系指標」なので、
レンジに強く、トレンドに弱い傾向があります。
「オシレーター系指標」はトレンドに転換すると弱い。
オシレーター系指標 = レンジに強く、トレンドに弱い が基本です。
ストキャスティクスのトレード手法
オシレーター系指標の一番の使いどころは「レンジ」ですが、
トレンド中で順張りに使うことも可能です。
トレンド中の「押し目買い」もしくは「戻り売り」の時に使用します。
上画像のような局面では、戻り売りの「チャンスタイム」ですね。
オシレーター系指標は基本的にトレンドに弱いのですが、
詳しく言うと、トレンド中のオシレーター系指標は「トレンドとは逆方向が弱い」のです。
このように、オシレーター系指標、特に「ストキャスティクス」は
トレンド中は、逆方向に「凄く弱く」トレンド方向には「凄く強い」のです。
「押し目買い」の局面で「ストキャスティクス」が20%辺りに来たら
「押し目買いチャンス!」
「戻り売り」の局面で「ストキャスティクス」が80%辺りに来たら
「戻り売りチャンス!」
- ストキャスティクスは「オシレーター系指標」
- 基本的な考え方は「逆張り」
- 20%辺りの「ゴールデンクロス完成」で「買い」
- 80%辺りの「デッドクロス完成」で「売り」
- オシレーター系指標 ストキャスティクスのゴールデンクロス = レンジに強く、トレンドに弱い。
- トレンド中は、トレンド方向に強く、逆方向に弱い。
- 押し目買い、戻り売りにも使える。
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ストキャスティクスとは
FX
ストキャスティクスとは
ストキャスティクス(Stochastic oscillator)とは、「売られ過ぎ」や「買われ過ぎ」を判断するためのオシレーター系のテクニカル分析のことで、チャート分析家ジョージ・レインによって1950年代に考案されました。けっこう長い歴史がありますね。
ストキャスにはファストとスローの2種類がある
ストキャスティクスは、2本のラインで表示されます。以下の黄色で囲んだ下枠の中がストキャスティクスとなります。
同じくオシレータ系のテクニカル分析であるRSIは1本のラインで表示されるのに対し、ストキャスティクスは2本なので ストキャスティクスのゴールデンクロス RSIよりエントリーの判断が初心者でもより明確 なため移動平均線と並んで人気のあるテクニカル分析のひとつです。
①スローストキャスティクス → ストキャスティクスのゴールデンクロス %Kと%Dの2本で表示
②ファストストキャスティクス→ %DとS%Dの2本で表示
スローストキャスティクスの方がファストストキャスティクスより人気があります。 何故ならファストストキャスティクスは反応がはやくシグナルが発生しやすく線がカクカクして見づらい傾向にあるからです。
そこで、シグナルの発生頻度を少し下げた ストキャスティクスのゴールデンクロス スローストキャスティクスが一般的によく使われています 。線もなめらかでスローのほうが見やすいです。
ちなみに MT4ではデフォルトでスローストキャスティクス になっています↓
MT4では、上記『スローイング』の値を”1”にするとファストストキャスティクスに変更することができます。 『スローイング』の値が2以上でスローストキャスになります。
ゴールデンクロス・デッドクロス
ストキャスティクスが20%以下であれば売られ過ぎ。80%以上であれば買われ過ぎでしたね。
また、この売られすぎ・買われすぎゾーン内で 2本の線が交差した点、ゴールデンクロスかデッドクロスでエントリーする のが一般的です。特にどこでエントリーしたら判断が難しい初心者にいいですね。
①売りエントリー
買われ過ぎゾーン(80%以上)
デッドクロス (%Dが%SDを上から下に抜けたら売り)
②買いエントリー
売られ過ぎゾーン(20%以下)
ゴールデンクロス(%Dが%SDを下から上に抜け)
別記事RSIでも書いたのですが、 ストキャスティクスはボックス相場では使えるのですが、トレンドが発生した場合は使えないので要注意 です。
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