FXはフィボナッチ数列で攻略!継続的に利益を出す使い方4と注意点2つ
単語だけ知っている人も多いと思います。
フィボナッチ数列で計算する
多少数学的な話になりますが、フィボナッチ数列とは、1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21…のように、n項目の数字とn-1項目の数字の和がn+1項目の数字となる数列を指します。
ここで、n+1項目÷n項目の計算結果は0.618に収束し、フィボナッチにおいてこの 0.618 が非常に重要な数字となるのです。
フィボナッチ比率は黄金比
フィボナッチ比率の様々な手法
- フィボナッチ・リトレースメント フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチ・アーク
- フィボナッチ・ファン
- フィボナッチ・タイムゾーン
FXでフィボナッチ分析が重要である理由
もともとは数学用語として有名ですが、実は FXや株のトレードでも使用 できます。
それは、黄金比がFXのチャート上に現れる傾向にあるからです。
FXのチャートは、トレーダーの心理によって形成されているので、人間が 心理的に美しいと感じる形 が自然とチャートに出現します。
よって黄金比を取り入れて相場の転換点を予測可能で、フィボナッチ分析が重要になります。
フィボナッチを使ったテクニカル指標4つ
フィボナッチ・リトレースメントがおすすめ
フィボナッチ比率を用いた数ある手法の中でも突出してメジャーなのが、フィボナッチ・リトレースメントであるといえるでしょう。
フィボナッチ・リトリースメントでは23.6%, 38.2%, 50.0%, 61.8%, 76.4% の数値がラインで表示されます。
リトレースメントの特徴と役割
次に紹介するこの手法は、チャートの高値を1、安値を0としたときにフィボナッチ数である0.618などの位置に相当する価格にラインを引く手法です。
リトレースメントがおすすめな理由
さらに、トレードするうえで エントリーや損切りの価格を決めやすい ので非常に使い勝手のよい手法といえるでしょう。
フィボナッチはトレンドで効果的なテクニカル分析
この手法は転換のポイントを見極めるのに有効な手法ですので、 逆張りと相性がよい といえます。
とくに、トレンドが発生して一方向に動いているような相場の押し目を拾うときなどは、リトレースメントが有効な場合が多く、便利な手法であるといえます。
フィボナッチ・リトレースメントの引き方3ステップ
どういう場合にフィボナッチが有効かを理解したら、次にフィボナッチを使う手順を解説します。。
1.トレンドラインとフィボナッチラインを引く
まずは目立った高値(A)と安値(B)を結び、 100%と0%にあたる価格を指定 します。
このとき、適当な価格ではなく、直近で意識されるであろう価格と価格を結ぶ点が重要です。
2.5つの比率に注目する
代表的な数値1:23.6%
高値安値を結んで引いたとき、23.6%は かなり高値に近い価格 になります。
その特性から、トレンドが強いときに、若干の押しが入ったような状況では23.6%のラインがワークする傾向が多いです。
代表的な数値2:38.2%
こちらも上記と同じく小さな逆行が起こったときに機能しやすいです。
23.6%よりも機能する頻度は高く、 フィボナッチリトレースメント よく使用される水準 といえるでしょう。
代表的な数値3:50%
キリのよい数値で よく機能する 水準です。
0%と100%のちょうど真ん中の位置になるため、視覚的にも見やすく、多くのトレーダーが気づきレートが反転しやすい水準になります。
代表的な数値4:61.8%
もっともメジャーな数値であり、それなりに 深い押しが発生した際に機能 するケースが多いラインです。
そのため、トレンドが強いときはあまり機能せず、もっと小さな逆行だけで反転する場合も多いです。
3.押し目・戻りのポイントを図る
次は実際にどのラインが押し目・戻りとして機能するかですが、これは トレンドの強さなどの状況によって違う ため、経験を積んで感覚をつかむしかありません。
効果的なフィボナッチの使い方4つ
この分析を実際の取引で使う際に有効な方法は以下の4点です。
- 「押し目」と「戻り」を予測する
- トレンド転換を極める
- サポートラインやレジスタンスラインとして見る
- 逆張りで使う
1.「押し目」と「戻り」を予測する
この手法はトレンドが出ているときに働くのは上でも述べましたが、それを利用して調整の深さを予想し、トレンドに乗るようなトレードの際に非常に役に立ちます。
トレンドが強い場合
トレンドが強い場合は、調整は弱くなる傾向にあり、この手法でいうと 23.6%などが反転のポイント となりやすいです。
2.トレンド転換を見極める
それに対し、50.0%などの大きな調整の後は反発も幅も大きくなりやすく、トレンド転換となりやすいと判断できます。
このように、どのラインで反発したかを見ると 反発の幅もある程度の予想が可能 です。
3.サポートラインやレジスタンスラインとして見る
大きな時間軸で目立った高値安値を付けた後、その間でレンジのように推移するようなケースでは、 反落したライン フィボナッチリトレースメント フィボナッチリトレースメント で、 抵抗線や支持線として機能する 場合が多いです。
ラインと交差するポイントはより強い抵抗/支持帯になる
この手法はシンプルであるがゆえに、 他の手法とも合わせやすい 点が特徴の1つです。
たとえば、意識される安値高値の水平ラインや、チャネルラインなどとこの手法のラインが重なるような価格帯は、より強い抵抗/支持帯になるといえます。
4.逆張りで使う
トレンドが発生しているときに、調整のタイミングでエントリーを狙うのがこの手法の一般的な使い方です。
機能しそうなラインにタッチするときに 反対方向にエントリー フィボナッチリトレースメント すると、優位性のあるトレードが可能となります。
フィボナッチをFXに利用する際の注意点3つ
この手法には以下の3つの注意点があります。
1:ラインは正確に引く必要はない
ラインはあくまで 黄金比の比率にあたる価格がどこにくるか の水準を見極めるものであるため、神経質になるほど正確に引く必要はありません。
また、ぴったりライン上で反発する場合はまれであるため、大体の目安として活用する 点が重要です。
2:フィボナッチを信用しすぎない
大きな時間軸から大局を読み、押し目や戻りとして反発する場面であるのかしっかり見極めてから使用するようにしましょう。
3:時間差なくラインに触れた場合はNG
ほとんど時間差がなく、 フィボナッチリトレースメント 複数のラインに触れるほどの急変動が起きている 相場では、機能しない場合が多いです。
勢いが強すぎるがゆえにラインを突き破ってしまうケースが多いためです。
フィボナッチ・リトレースメントは他テクニカルと併用しよう
この手法はシンプルすぎるゆえに、単体ではトレードの根拠として薄くなってしまう傾向にあります。
・フィボナッチ・リトレースメントの2つの問題点
問題点1:この手法だけでは見えない
それらは、たとえばボリンジャーバンドのような他のテクニカルが示す反発ポイントであったり、過去の目立った水平ラインであったりとさまざまです。
問題点2:トレンドの強弱をはかれない
トレンドの強弱を計りたいときは、次に紹介するような RSI を使用します。
インジケータ&フィボナッチ・リトレースメントの組み合わせがよいでしょう。
・フィボナッチを補えるテクニカル分析はRSI!
リトレースメントと相性を補完するため、 フィボナッチリトレースメント RSIはとても相性のいいインジケータ です。
RSIとは、値動きの値上がり幅と値下がり幅から計算され、価格が買いと売りのどちらに勢いがあるのかを計るインジケータです。
FXでのフィボナッチまとめ
上記で紹介した手法を実践すると、今後は押し目・戻りの判断に関する分析で悩むことは一切なくなり、トレードにおいて成功することができます。
【FX】フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
インジケーター
【10万円相当】超高性能インジケーター(EA)を全員にプレゼント
「Fund Manager」の機能
フィボナッチとは?分かりやすく解説
フィボナッチ数列とフィボナッチ比率
まずフィボナッチ数列というものがありまして、「1、1、2、3、5、8、13、21、34、…」これが無限に続いていきます。
数列から3つの数字を取ったとして、左と真ん中を足すと右が答えになります。
これがフィボナッチ数列です。そしてこのフィボナッチ数列にあることをすれば フィボナッチ比率(黄金比率) と呼ばれるものが確認できます。
- 13÷21=0.619047619
- 13÷34=0.3823529412
- 13÷55=0.2363636364
フィボナッチは自然現象
トレードツールとしてのフィボナッチの種類一覧
【FX】フィボナッチリトレースメントの基本的な使い方
フィボナッチは未来を予測する
フィボナッチリトレースメントは高値と安値に0%と100%を当てて、 どの程度戻るかを予測 するツールです。
フィボナッチリトレースメントの数値の設定
フィボナッチリトレースメントで使う 数値は38.2%、61.8% です。
MT4でフィボナッチリトレースメントを表示させる
押し目買い、戻り売りのタイミングを測る
トレンドが続きそうなら 押し目買いや戻り売りをするエントリータイミング をフィボナッチで測ります。
また、トレンドの先も予測することができるので、 押し目買いした後の利確の目安 にすることもできます。
急騰、急落後のショートカバー
FX】フィボナッチリトレースメントの簡単な引き方
波動の高値と安値に引く
ローソク足のヒゲ?実体?どっちの高値・安値?
フィボナッチを引く際、ヒゲの先に合わせるか、実体に合わせるかの質問はよくされますが、正解はないの 自分に合っている方 で引いて下さい。
その状況や相場によっても違うので、 価格ではなく価格帯 で考えた方が良いと思います。
フィボナッチをどの高値・安値に引いて良いのかわからない
【FX】フィボナッチリトレースメントを上手く使うコツ
フィボナッチが効きやすい時間足
フィボナッチが効きやすい通貨ペア
フィボナッチは どの通貨ペアでも有効 です。基軸通貨のドル円やユーロドルはより効く印象があります。
他のテクニカルツールやインジケーターと併用
【FX】フィボナッチリトレースメントを使ったトレード手法
フィボナッチを使ったスタンダードなトレード手法
- 上昇トレンドが発生したら、安値に100%、高値に0%でフィボナッチリトレースメントを引く
- 38.2%~61.8まで戻したらロング
- 利確の目安は0%高値、損切は最初の押し安値を抜けたら
フィボナッチとインジケーター、ラインを使ったトレード手法
フィボナッチリトレースメントでトレンドの先を予測するトレード手法
Flash Zone(フラッシュゾーンFX)
- 138.2%~161.8%(赤〇)でエントリー
- 利確は100%or61.8%or38.2or0%、損切はその値幅の半分
フィボナッチとチャートパターンを使ったトレード手法
フィボナッチリトレースメントと値幅計算を使ったトレード手法
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バイナリーオプションでも有効!!フィボナッチリトレースメントとは?
必勝法 フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチとは何かについて理解できる フィボナッチリトレースメント
- フィボナッチを使用することにより、根拠の強いエントリーが可能となる
そこで今回は、バイナリーオプション取引において有効なラインを見極めるために重要な手法である フィボナッチ について詳しく説明していきます。
ハイローオーストラリア(highlow Austraria)の 口座開設 がまだの方は以下のリンクから完了させておきましょう(口座開設・維持費は無料で3分程度で完了します)。
- 1 フィボナッチ数列とは
- 2 バイナリーオプション取引におけるフィボナッチリトレースメントの使い方
- 2.1 MT4でのフォボナッチリトレースメントの使い方
フィボナッチ数列とは
このように計算します
↓↓↓↓
1 + 1 = 2
1 + 2 = 3
2 + 3 = 5
3 + 5 = 8
5 + 8 = 13
・・・・・・・「 0.236, 0.382, 0.618, 1.618, 2.618, 4.236 」
これらの比率は、「 フィボナッチ比率 」または「 黄金比率 」と呼ばれており、自然界にはこの比率で成り立っているものが多数存在しています。
例:ひまわりの種の配列、カタツムリの渦巻きなどこの法則を利用して取引を行う手法を「 フィボナッチリトレースメント 」と呼びます。
【テクニカル分析】フィボナッチリトレースメントの実践的使い方!
出所:フィボナッチのうさぎ
という数列が完成します。この数列の法則が、 何故か自然界にある様々なものに対応している んです。
1/1=1、2/1=2、3/2=1.5、5/3=1.666、8/5=1.6、13/8=1.625、
21/13=1.615384、34/21=1.619047、55/34=1.617647
89/55=1.618181、144/89=1.617877、233/144=1.618055…
377/233=1.618025、610/377=1.618037、987/610=1.618032最終的に 「1.フィボナッチリトレースメント 618」という数字に近似 していきます。これを フィボナッチ数列の黄金比 とよび、人が「美しい」「しっくりくる」と思う数字の比率になっています。
驚くべきことに、この「1.618」という数値が歴史的な美術作品や建築物などに反映されているのです。
1/2 = 0.5、2/3=0.67、3/5 = 0.6、5/8 = 0.625、8/13 = 0.615
13/21 = 0.619、21/34 = 0.618…、34/55 = 0.618…、55/89 = 0.618…最終的に「0.618」という数字に近似していきます。
1/3 = 0.333、2/5 = 0.4、3/8 = 0.375、5/13 = 0.385、8/21 = 0.381
省略しますが「0.382」という数値に近似していきます。これも黄金比率とされています。(※ちなみに0.382+0.618=1.000になります。)
フィボナッチリトレースメントでは、この 「38.2%」「61.8%」 に加えて半値といわれる 「50%」 を用います。(※23.6%という数値も用いられることがありますが煩雑になるため、ここでは省きます。)
フィボナッチリトレースメントの使い方
【具体的な使用方法】
- フィボナッチリトレースメントというツールを選択します。
- 直近の安値(高値)から最高値(最安値)へ向かってリトレースメントを引きます。
- 「38.2%」「50.0%」「61.8%」の価格帯で反発することを想定します。
- まず、直近の安値である350ドルにカーソル(1)を合わせます。
- 直近の最高値である408ドルにカーソル(0)を合わせます。
- 最高値をつけてから株価の調整が始まってどこで反発する可能性が高いかというと、ずばりフィボナッチ38.2%、50.0%、61.8%です。
買い増しを検討する時は、このフィボナッチの価格帯まで待つのが非常に有効である ことがわかります。
- まず、直近の安値である1450ドルにカーソル(1)を合わせます。
- 直近の最高値である2070ドルにカーソル(0)を合わせます。
ここは明確な正解はないのですが、ひとつは 「誰にでもわかるであろうわかりやすい安値」 がいいです。
- まず、直近の高値である1.1908にカーソル(1)を合わせます。
- 直近の最安値である1.1525にカーソル(0)を合わせます。
このように、 フィボナッチリトレースメントは「買い(ロング)」の場面でも「売り(ショート)」の場面でも使うことが出来ます。 フィボナッチリトレースメント
ぜひ、皆様もいろいろな銘柄や為替のチャートで実際にフィボナッチリトレースメントを引いてみて下さい。 「38.2%」「50.0%」「61.8%」の価格帯で反発 している場面が、いかに多いか、実感できると思います。
最後に
そして冒頭でも申し上げましたが、あらゆるテクニカル分析の手法、ツールは 「100%機能するわけではない」 ということを念頭においてください。
リスクリワード比率
投資はお金ではなく期待値を積み重ねる作業である
ここからフィボナッチリトレースメントに加えてダウ理論、移動平均線や、ライントレード(水平線、トレンドライン)、さらに上級者向けにはなりますが「マルチタイムフレーム分析」という究極のエントリースキルまでを皆様にお伝えできればと考えています。
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