リスクマネジメント/BCP
ハウス食品グループでは、グループ全体のリスクマネジメント活動の確認と各社によるリスクの自主管理を二本柱として、リスクマネジメントを推進しています。
グループ各社の効果的、効率的なCSR活動を推進するため、各社にCSR委員会を設置するとともに、CSR担当部署およびCSR推進者を設定し、各職場においてCSR委員会の方針に沿ったリスクマネジメント活動を推進しています。
一方、ハウス食品グループ本社は、リスクマネジメントに関するグループ全体の運営強化を目的にグループリスクオーナー会議を設置し、グループCSR委員会の監督・指導のもとグループ横断的にリスクを分析・評価するとともに対応策を策定し、その対応策の有効性をモニタリング・レビューするリスクマネジメントシステムを運用し、継続的な改善に努めています。
リスクマネジメント活動
事業継続計画(BCP)
目的 | 基本方針 |
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社会的な責任を果たす | 社員とその家族および関係者の命を守る |
会社を守る | |
地域に迷惑をかけない(二次災害の防止) | リスクマネジメント|
供給責任を果たす | |
社会的な信頼を維持する | 取引先への悪影響を防ぐ |
早期業務再開による地域経済貢献 | |
社員の地域活動を支援 | |
積極的な地域連携・地域貢献 |
目的 | 社会的な責任を果たす | 社会的な信頼を維持する | 基本方針 | 社員とその家族および関係者の命を守る | 会社を守る | 地域に迷惑をかけない(二次災害の防止) | 供給責任を果たす | 取引先への悪影響を防ぐ | 早期業務再開による地域経済貢献 | 社員の地域活動を支援 | 積極的な地域連携・地域貢献 |
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有事への備え
ハウス食品グループでは、事業継続の観点から、社員の生命を守るため、安否確認システムの導入および各事業所に飲食料等の備蓄を行っています。
また、早期業務再開のため、情報のやり取りを確保できるよう、衛星携帯電話や発電機・蓄電池等を導入しております。
さらに、これら安否確認システムや備蓄品が有事の際に適切に使用されるよう、訓練や社内報による啓発等を通じて社員の事業継続に対する意識を高めています。
防災備蓄品の一部
リスクマネジメント
ID管理システムやインターネット接続環境における不正侵入防止システムの導入、デバイスコントロールによる外部記憶媒体の利用制限を実施するなど、情報セキュリティー対策の強化に取り組んでいます。
また、第三者による不正利用を防止するために、統合型情報共有基盤には二要素認証を導入し、認証強化を図っています。
テレワークにおいては、機密情報の漏洩を防ぐため、VPN回線を使用することでネットワークのセキュリティーを担保するとともに、脆弱性対応の徹底やウイルス対策ソフト、MDM(モバイルデバイス管理システム)の導入により、エンドポイントのセキュリティー強化を図っています。
物理的安全管理措置
情報セキュリティー教育
人的安全管理措置
情報セキュリティーに関する事故を未然に防止するため、階層別に教育を実施しています。
新入社員を対象に、情報セキュリティーの基礎知識や関連法規制などに関する研修を行うほか、管理者層を対象に、情報セキュリティー監督者としての責務と必要な知識の習得を図る研修を実施しています。加えて、経営層に対しては、情報セキュリティーの社会動向(外部環境)と当社の状況(内部環境)を把握する研修などを実施しています。
また、全社教育として、毎年10月の企業倫理月間に合わせてeラーニングを実施し、従業員の情報セキュリティ・リテラシーの向上に努めています。テレワークでは情報漏洩等のリスクが高まることから、従業員がとるべきリスク回避ルールの遵守に向けた教育を実施しています。
情報セキュリティー・インシデント対応
情報漏洩やマルウェア感染、不正アクセスなどの情報セキュリティー・インシデントが発生した際には、被害の最小化や速やかな復旧、再発防止を図るための体制を整備しています。その中核を担う「G-CSIRT(Glory Computer Security Incident Response Team)」は、2014年から業界団体「日本シーサート協議会」に加盟し、情報の共有や収集、関連スキルの習得など、インシデント対応力の強化に努めており、製品・サービスや事業所内でのインシデント発生時の対応を強化すべく体制強化を進めています。
リスクマネジメントプロセスを効果的に行う5つの手順
リスクマネジメントプロセスの概要(オンラインで変更するには画像をクリック)
リスクマネジメントプロセスとは?
- これまで見えなかったコストを可視化してより効率的なリソース計画を実現
- プロジェクトのコストをより正確に把握して投資収益率の見積もりの精度を向上
- 法的要件に対する意識を向上
- 怪我や病気を予防
- 変化や課題が生じても慌てずに柔軟に対応
リスク管理の手順
1. リスクを特定
リスク分解構造の例(オンラインで変更するには画像をクリック)
定性的リスク登録簿の例(オンラインで変更するには画像をクリック)
2. リスクを分析
3. リスクを優先順位付け
4. リスクに対応
5. リスクを監視
著者について
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Lucidchart について
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