FXの取引方法
◆スピード注文 FXの取引方法
スピード注文は、1クリックで即時注文が可能な次世代の注文方法です。
新規・決済・ドテン・同一通貨ペアの全決済注文も1クリックで操作できます。注文スピードとキーボードのショートカット機能を備えた操作の自由度は、過去の取引ツールの常識を一変させる革命的な機能になります。
※「スピード注文」の注文種別は 成行 のみとなります。
◆成行注文
成行注文は注文価格を指定せず、通貨ペアの別、取引の数量、注文の種類(売買の別)のみ指定する注文方法を指します。
GMOクリック証券では2wayプライス方式を採用しています。売り・買いの双方向のレートが提示され、お客様が売る場合「Bid」レートで、買う場合「Ask」レートで取引を行います。
◆逆指値注文
逆指値注文は、お客様が注文執行のトリガーとなる価格(以下、「トリガー価格」といいます)を指定して発注する注文です。
売り逆指値注文は、基本価格のビッド価格がお客様の指定するトリガー価格と一致またはそれを下回る価格となった時点で当該基本価格を以って全数量を執行し、買い逆指値注文は、基本価格のアスク価格がお客様の指定したトリガー価格と一致またはそれを上回る価格となった時点で当該基本価格を以って全数量を執行します。お客様が指定するトリガー価格と実際の約定価格との間には スリッページが発生する場合 があります。
Aさんは先日ドル円を119円で買いました。現在ドル円は120円に上昇し利益が出ています。Aさんは更にドル円が上昇することを予想する一方、レートが下落することも考え、損失を限定的にしておきたいと考えました。 そこでAさんは121円で利益確定の売り指値注文をした(1)と同時に、119円で売り逆指値注文(2)を出します。
(1)が先に約定すれば(2)が自動的にキャンセルされ、逆に(2)が先に約定すれば(1)はキャンセルされることにより、2重に約定してしまうリスクを回避することができます。
◆IFD-OCO注文
IFD-OCO(イフダンオーシーオー)注文は イフダン注文とオーシ-オー注文の両機能を統合したものです。新規注文が約定した場合の決済注文をあらかじめOCO注文で設定することできる便利な注文方法です。
現在ドル円は120.500円とします。Aさんはドル円の為替レートが短期的には下がるかもしれないが、将来的には121円になると予想しました。為替レートが下がったところで買いたいと思ったので、120円で買う方針を固めました。
Aさんは基本的にはドル円が上昇することを予想する一方、予想が外れた場合の事も考慮し、119円で損失限定の注文も同時に発注したいと考えました。
ドル円はAさんの予想通り120円まで下落し新規注文(IFD注文)が約定となり、自動的に決済注文(OCO注文・121円指値売り/119円逆指値売り)が発注されました。 その後ドル円は121円まで回復しOCO注文のうち121円指値が約定され、もう一方のOCO注文119円逆指値売りが自動的にキャンセルされました。
FXの注文方法の種類と使い分け方
逆指値注文とは 「指値注文」とは逆に、 自分にとって“不利なレートになったときに注文する”など、あらかじめ指定して予約注文しておくことを「逆指値注文」 といいます。
この逆指値注文をしておくことで、予想が外れた際に損失が広がることを防いでくれます。そのため、逆指値注文は別名“ストップ注文”や“損切注文”と呼ばれることがあります。安心してFXを始めるためにも、特に初心者はここをおさえておくと良いでしょう。
- 現在レートから上昇することが見込まれる場合、「○○○円以上になったら買う」などあらかじめ指定したタイミングで買い注文を予約しておく
- 現在レートよりも下落することが見込まれる場合、「○○○円以下になったら売る」などあらかじめ指定したタイミングで売り注文を予約しておく
OCO注文
OCO注文とは、2つの注文(指値注文と逆指値注文)を同時に出しておいて、 どちらかが成立したら、もう一方の注文が自動的にキャンセルされる 注文です。
- 103円で決済売りの指値注文
- 99円で決済売りの逆指値注文
IFD注文
IFD注文(イフダン注文)とは 新規注文と決済注文(利食いまたは損切注文)をワンセットにして出す 注文です。
- 100円で新規買いの指値注文
- 103円で決済売りの指値注文
IFDO注文
IFDO注文はIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法のことで、 新規注文と決済注文2つ(利食い注文と損切注文)をワンセットで出す 注文方法です。
- 100円の新規買い指値注文
- 103円の決済売り指値注文
- 97円の決済売り逆指値注文
トレール注文
トレール注文とは、決済注文の際に発注できるトリガー注文となります。 相場の変動に合わせてトリガー価格を変更することにより実勢レートに合ったトリガー注文を執行 するために用いられます。(値動きに合わせてトリガー価格の水準を変化させて、価格の変化についていく機能です)
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