例えば!
上記の図をご覧ください。黒線は株価の推移を示しております。
【10分で覚える】ビットコインとダウ理論!基本原則の6つを解説
主要トレンドの3段階は、ビットコイン相場で分かりやすい例があります。
ビットコイン誕生から、バブル末期までは3段階です。
「利食い期なのに大きく上がっているよ?」といった疑問があると思います。
【ダウ理論】平均は相互に確認されなければならない
平均=価格だと解説しました。
「平均は相互に確認されなければならない」とは、他の銘柄との連動性です。
ビットコインに置き換えると、アルトコインを含めて考えます。
全ての関連銘柄が上がっているか?が重要です。
とは言え、ダウ理論の「平均は相互に」は、異なる平均株価の話です。
なので、ビットコインに関しては必ず当てはまるとは限りません。
目安程度に考えましょう。
【ダウ理論】トレンドは出来高でも確認されなければならない
出来高とは、時間内の取引量です。
1時間足の出来高なら、1時間内にどれだけ取引されたか?を指します。
出来高は全体で見る
【ダウ理論】トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
ダウ理論の中でも重要な6つ目の基本原則です。
「トレンド転換は明確なシグナルで発生する」という意味になります。
ここで言うシグナルとは、 高値と安値の位置関係 です。
- 高値と安値を切り下げる→下降トレンド
- 高値と安値を切り上げる→上昇トレンド
2017年から2018年9月頃のビットコインが当てはまります。
高値を切り下げたものの、60万円の安値を割らない展開でした。
安値を切り下げないので、相場を見る人の考えが割れます。
→安値を切り下げない→上昇トレンドの途中だ
→高値を切り下げた→そろそろ下降トレンドになるだろう
バイナリーオプション版ダウ理論の使い方【くわしく解説します】
バイナリーオプション
どうもこんにちは。 「ショウ」 です。
このページで解説している内容
このページで解決する問題は、下記のとおり。 |
バイナリーオプションの初心者「バイナリーオプションのダウ理論とは何だろうか?その基本的な仕組み・使い方はどうやるのだろう?」
この記事の信頼性
バイナリーオプションのダウ理論とは?
ダウ理論とは、19世紀の終わりにチャールズ・ダウが提唱した相場理論のことです。ダウさんが提唱したから[ダウ理論]なんですね。
アメリカの[ダウ工業平均株価]を提唱したのも、チャールズ・ダウであり、テクニカル分析の先駆者として認知されています。
価格(全体)はすべての事象を織り込む |
などの、 [6つの基本原則] があり、現在のバイナリーオプション分析でも広く利用されています。
バイナリーオプションダウ理論:6つの基本原則
バイナリーオプションダウ理論の [6つの基本原則] は、下記のとおりです。
原則①:価格はすべての事象を織り込む
・すでに発表済みの経済指標や金融政策
・自然発生的な出来事(地震などの災害)
・投資家の売買行動(利確や損切り)
現在の価格は、これらすべての事象をすでに織り込んでいるという考え方をあらわします。
現時点での価格は、全ての利用可能なファンダメンタルズ情報を織り込んでいるため、ファンダメンタルズ分析による将来の価格予測はできない。
将来の価格を予測するには、現在の価格の値動きを分析すればよい。 |
少し難しい言葉で説明をすると、経済学的には効率的市場仮説というものがあり、市場はすべての情報を織り込んでおり「効率的である」と仮定されています。
原則②:トレンドは短期・中期・長期の3つに分類できる
バイナリーオプションダウ理論の原則②は「トレンドは短期・中期・長期の3つに分類できる」です。
【ダウ理論:3つのトレンド状況】
・①短期トレンド:3週間未満
・②中期トレンド:3週間~3ヵ月
・③長期トレンド:1年~数年間
原則③:主要なトレンドは3つの段階から形成される
バイナリーオプションダウ理論の原則③は「主要なトレンドは3つの段階から形成される」です。
1.先行期(第一段階)
2.追随期(第二段階)
3.利確期(第三段階)
このダウ理論が示すとおりに、1.の先行期でエントリーできればそれにこしたことはありませんが、先行期ではダマしも多くなりますので、バイナリーオプションでは 2.の追随期が起こりそうなタイミング を テクニカル分析でとらえてエントリー をおこないます。
原則④:価格は相互に確認される必要がある
バイナリーオプションダウ理論の原則④は「価格は相互に確認される必要がある」です。
・EURとユーロ国債の金利 ・USD/JPYとEUR/JPY、EUR/USDの価格 |
USD/JPYを取引するなら、米国債金利と日本国債金利、ダウ工業平均と日経平均株価を確認しながら取引をすればOKです。
原則⑤:トレンドは出来高でも確認されなければならない
バイナリーオプションダウ理論の原則⑤は「トレンドは出来高でも確認されなければならない」です。
原則③:主要なトレンドは3つの段階から形成される。 |
原則⑥:トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
バイナリーオプションダウ理論の原則⑥は「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」です。
[明確な転換シグナル]とは、このトレンドの継続を否定するもので、下記のとおりです。
ダウ理論とは?トレンド転換・売買タイミングを教えてくれる相場理論
Hpp
???
- ダウ理論ってなに?
- ダウ理論の基本原則がすごく重要って聞いたんだけど…
- ダウ理論の活用方法を詳しく教えて!
実は、19世紀に提唱されたダウ理論を使いこなせるようになると、株式投資において様々な戦略が取れるだけではなく、 株式の売買タイミングを掴んだり、高値掴みする回数を減らしたりすることが可能 になります☺
- ダウ理論の概要
- ダウ理論の基本原則
- 株式投資におけるダウ理論の活用方法
- ダウ理論に関するQ&A
当記事を読み終えると、ダウ理論について深く学べるだけでなく、 ダウ理論を活かした投資戦略についても学べることから投資スキルをワンステップ上に成長させることが可能 です。
ダウ理論とは?テクニカル分析の発端
ダウ理論とは、 米国のチャールズ・ダウ(Charles H.Dow、1851-1902)氏が19世紀に提唱した相場理論 です☺
古くからある相場理論ではあるものの、現代でも多くの投資家から支持されており、重要視されております。
少し考えてみよう!
しかし、なぜ今から約100年前の相場理論が現代でも重要視されているのでしょうか?
それは、 ダウ理論がテクニカル分析の元祖と考えられており、テクニカル分析の多くはダウ理論に由来している からです。
そこで、主にニューヨーク証券取引所での相場に関する記事を執筆し、「株価は全ての事象を織り込む」というダウ理論を提唱することになります。
彼は テクニカル分析をすごく重要視 していた人物でテクニカル分析の先駆者の一人とも言われています。
その後、「ウォールストリートジャーナル」で有名なダウ・ジョーンズを共同で設立し、同紙にダウ・ジョーンズ工業平均株価を掲載したことで、今でも多くの証券関係者に幅広く活用されております。
くまねこ
Hpp
ダウ理論における6つの基本原則
6つの基本原則は市場を分析する上での基本的な考え方であり、ダウ理論を把握する上では非常に重要 です!
- 平均はすべての事象を織り込む
- トレンドには3種類ある
- 主要トレンドは3段階からなる
- 平均は相互に確認されなければならない
- トレンドは出来高でも確認されなければならない
- トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
平均はすべての事象を織り込む
ダウ理論における1つ目の基本原則は、『 平均はすべての事象を織り込む 』です。
また、地震・水害などの自然災害のような予測できないものに関しても、平均(市場株価)にすぐに織り込まれてしまいます。
重要!
つまり、 平均(市場株価)は株価を変動させるすべての要因を反映した結果である といえます☺
だから、 チャールズ・ダウ氏はテクニカル分析をすごく重要視していた のです!
トレンドには3種類ある
ダウ理論における2つ目の基本原則は、『 トレンドには3種類ある 』です。
そして、マーケットの方向性を掴むために一番重要なトレンドは主要トレンドだとされています。
- 主要トレンド:通常1年以上
- 二次的トレンド:通常3週間~3ヶ月
- 小トレンド:通常3週間未満
マーケットでは、3つのトレンドがそれぞれ個々に動いているのではなく、 より小さいトレンドがより大きいトレンドの一部を形成しながら動いている のです!
例えば!
主要トレンドを細かく見ていくと、上記の図のように二次的トレンドが上下を繰り返し動きながら主要トレンドを形成しており、また二次的トレンドは小トレンドが細かい上下を繰り返し動きながら形成しています。
そのため、3つのトレンドを意識することで マーケットの方向性を掴みつつ、主要トレンドの押し目である二次的トレンド・小トレンドの調整を狙っていく ことができるようになれば、株式投資を優位に進めることが可能です!
くまねこ
Hpp
ダウの定義によると、連続する高値と安値がその前の高値と安値より上である限り、アップ・トレンド(上昇トレンド)が存在するとされております。
一方、連続する高値と安値がその前の高値と安値より下である限り、ダウン・トレンド(下降トレンド)と定義されております。
主要トレンドは3段階からなる
ダウ理論における3つ目の基本原則は、『 主要トレンドは3段階からなる 』です☺
まず、 第一段階(オレンジ色) では情報収集力・銘柄の選別力に長けている投資家が将来有望な銘柄を買い集めを行います。
重要!
時価総額に対して、大きな影響を及ぼすカタリストを持ち合わせている銘柄は、特にこっそり集められている傾向 にあります。
こっそり集められていることから銘柄はボックス相場になる傾向にあり、 ボックス相場を上値ブレイクした時が第一段階の終了の合図 です。
???
- カタリストってなに?
- 大化け株を見つけるにはカタリストが重要なの?
- 具体的にどんなものがカタリストなの?
第二段階(青色) では株価が急騰したことによる順張り(トレンドフォロー)の投資家が買い始めます。
そして、最後の 第三段階(赤色) ではニュースメディア・新聞が強気に傾き、その記事・内容に踊らされた今まで購入してこなかった個人投資家が買い始めます。
その時、 第一段階・第二段階で買い始めていた投資家が個人投資家に銘柄を売りつけ、売り抜けていく のです。
平均は相互に確認されなければならない
ダウ理論における4つ目の基本原則は、『 平均は相互に確認されなければならない 』です☺
ダウ氏は工場関連の景気が良くなれば、鉄道関連にも好影響を及ぼすだろうという考えがありました。
そのため、 本当に強いトレンドを把握するためにも平均は相互に確認する必要がある のです!
トレンドは出来高でも確認されなければならない
ダウ理論における5つ目の基本原則は、『 トレンドは出来高でも確認されなければならない 』です☺
実は、出来高は強い長期トレンドの方向に沿って増加します。
例えば!
主要トレンドが上昇トレンドであれば、出来高は株価が上昇するにつれて増加し、株価が下落する時には減少します。
なぜならば、出来高を使いこなせるようになると、 値動きの異変、機関投資家・仕手筋の動向を把握できる ダウ理論とは ダウ理論とは からです。
???
- 出来高ってなに?
- 出来高の使い方が分からない。
- 出来高で機関投資家の動向を把握できるって本当?
トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する
ダウ理論における6つ目の基本原則は、『 トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する 』です☺
例えば!
上記の図をご覧ください。黒線は株価の推移を示しております。
それは、直近の高値である1番を超えることができずに3番を付けてしまったことです。
そのため、3番を付けてしまったことで「アップ・トレンド(上昇トレンド)が崩れたのかな?」と判断することができます。
なぜならば、 2番を下回るとトレンドはダウン・トレンド(下降トレンド)に転換した可能性が高いと判断できるから です。
株式投資におけるダウ理論の活用方法
- 株式の売買タイミングを掴む
- 株価の段階を把握する
- トレンドの継続を確認
株式の売買タイミングを掴む
ダウ理論の活用方法の1つ目は、 株式の売買タイミングを掴むこと です。
なぜならば、大中小のトレンドをそれぞれ意識することで相場全体の大きなトレンドを把握しつつ、小・中規模のトレンドで銘柄の押し目買いなどを行えるからです。
この場合、大きなトレンドの流れは上昇トレンドを示していることから、 中規模のトレンドを掴み取り、押し目買いをすることが有効な投資戦略 になってきます。
そのため、中規模のトレンドが青色の矢印マークで示した下降トレンドである時、銘柄を押し目買いすることが有効的です☺ 重要!
つまり、トレンドは1つだけ活用するのではなく、 ダウ理論とは 複数のトレンドを把握することによって株式の売買タイミングを掴むことが可能 です。
株価の段階を把握する
ダウ理論の活用方法の2つ目は、 株価の段階を把握する です。
銘柄を購入する時は、 第一段階 ダウ理論とは ・ 第二段階 の間で銘柄を購入することをオススメします☺
しかし、 初心者の方は第一段階で銘柄が買い集めされている時に購入することは非常に難しい と思われます。
そのため、 銘柄を購入する時は第一段階の買い集め終了の合図であるボックス相場の上値ブレイクした時を狙うのが一番分かりやすく・タイミングを掴みやすい でしょう!
トレンドの継続を確認
ダウ理論の活用方法の3つ目は、 トレンドの継続を確認すること です。
???
- じゃあ、どういうタイミングで売ればいいの?
- 売るタイミングはテクニカル分析だけで判断するの?
- 株を売るタイミングの判断方法を教えて(><)
ダウ理論に関するQ&A
ダウ理論に関する質問から少しずれている気がしますが…
基本的には業績・カタリスト・時価総額・機関投資家の保有状況・浮動株式数などですね。 ダウ理論とは
詳しく知りたければ、『 成長株投資とは?大化けする成長株の見つけ方、判断方法を詳しく解説 』を参考にしてください。
基本原則は知っておいて損はしないので、覚えておきましょう!
しかし、絶対的な指標として使用することはオススメしません。
複数の指標を組み合わせて使ってみてください☺
まとめ:ダウ理論
上記でご紹介した『ダウ理論』について深く理解することで、 ダウ理論の基本原則を活かした様々な戦略を取ることが可能 です☺
- ダウ理論とは?
→米国のチャールズ・ダウ氏が19世紀に提唱した相場理論 - ダウ理論における6つの基本原則
→平均はすべての事象を織り込む
→トレンドには3種類ある
→主要トレンドは3段階からなる
→平均は相互に確認されなければならない
→トレンドは出来高でも確認されなければならない
→トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する - 株式投資におけるダウ理論の活用方法
→株式の売買タイミングを掴む
→株価の段階を把握する
→トレンドの継続を確認
上記の内容を理解した後は、『 仕手株の概要・見つけ方 』について学ぶ必要があります☺
???
量的緩和が終われば株価の維持は困難だ 過去のデータが示す不都合な真実
日銀の黒田東彦総裁は、量的緩和策を維持・継続する姿勢を貫いているが・・・(写真:ロイター/アフロ)
相場変調の起点は中央銀行の政策変更
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